EBC研究所
要約
2月18日(火)、オーストラリアドルは2ヶ月ぶりの高値付近で推移している。ヘッジファンドは弱気のポジションで損失を被るリスクにさらされている。
2月18日(火)、オーストラリアドルは2ヶ月ぶりの高値付近で推移している。ネガティブなニュースの大半が織り込まれているため、ヘッジファンドは売りポジションで損失を被るリスクにさらされている。
オーストラリア準備銀行(RBA)は火曜日に2020年11月以来初めて政策金利を引き下げると発表したが、それがオーストラリアドル安をさらに促進するとは限らない。
2023年以降、景気は急減速している。個人消費の回復や米国の貿易政策の影響に対する不透明感の高まりにより、金融当局は慎重な姿勢を維持する可能性が高い。
RBCキャピタル・マーケッツによると、オーストラリアドルは米国の関税に対する最悪の事態への懸念が和らいだことで恩恵を受けており、RBAが今週金利を据え置くという意外な決定をすれば、0.6450まで上昇する可能性が高い。
2022年から2023年にかけてそれほど積極的に引き締めを行わなかったため、RBAの政策引き締めレベルは主要銀行とほぼ同水準となっている。
オーストラリアは、トランプ大統領の鉄鋼とアルミニウムへの関税の免除を求めていることを認めたが、ピーター・ナバロ大統領上級顧問は、オーストラリアは米国のアルミニウム市場を「破壊」していると主張した。
オーストラリアドルは最近の取引レンジを上回り、上昇トレンドは維持されているため、リスクは0.6380付近のレジスタンスで上向きに偏っている。
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3月20日(木)米国株は反発。米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を据え置くものの、年末までに50ベーシスポイントの利下げを示唆した。
2025-03-20
3月19日(水)英ポンドは11月以降初めて1.30を上回った後、安定的に推移。OECDの成長率引き下げにもかかわらず、ドル安に後押しされたためである。
2025-03-19
