個別株CFDおよび株価指数CFD取引における配当金調整と分配の仕組みについて
配当金とは、上場企業が株主に対して利益や内部留保から資金を定期的に分配するお金のことです。 配当金を受取る場合、その配当金に応じて原資産と株価指数CFD商品も調整されます。
株価指数CFDの配当落ち日は、構成銘柄の配当落ち日に基づいて指数プロバイダーによって設定され、ロング保有銘柄は配当金を受け取り、ショート保有銘柄は配当金を支払う必要があります。 この配当落ち日を事前に知ることは、利回り管理の最適化に役立ちます。
CFD取引における原資産の配当金は、買いと売りに分けて表示されます。
配当金とは、上場企業が株主に対して利益や内部留保から資金を定期的に分配するお金のことです。 配当金を受取る場合、その配当金に応じて原資産と株価指数CFD商品も調整されます。
株価指数CFDの配当落ち日(配当受払日でもある)は、構成銘柄の配当落ち日に基づいて指数プロバイダーが設定したものです。
配当金は一般的に、配当落ち日の日本時間午前11時から午後12時に入金または出金されます。MT4/MT5取引口座には「Dividend」と表示されます。
ロング(買)ポジションを保有している場合:配当金はMT4/MT5アカウントに入金されます。
ショート(売)ポジションを保有している場合:配当金はMT4/MT5アカウントから出金されます。
ロング(買)ポジションの場合:取引ロット数 x コントラクトサイズ x 配当(買)額(決済通貨建てでの計算となります)
ショート(売)ポジションの場合:取引ロット数 x コントラクトサイズ x 配当(売)額(決済通貨建てでの計算となります)
取引銘柄がSPXUSD、配当金受取日が2024年10月11日、配当(買)額が0.050 USD、配当(売)額が-0.050 USDのケースを考えます。
配当受取日前日(10月10日)に1ロットのロングポジションを保有している場合、配当金は以下の計算式によって求められます。
配当金額 = 1(ロット)x 100(コントラクトサイズ)x 0.050(配当(買)額)= 5 USD
配当金は日本時間午前11時から午後12時のあいだにMT4/MT5アカウントに配当金(Dividend)と注記され入金されます。
同様のケースでショートポジションを保有していた場合、5ドルが配当金(Dividend)と注記され、MT4/MT5アカウントから出金されます。
CFD配当金は株価指数および個別株CFDにのみ適用されます。また保有ポジションにより配当金額が残高へ入金または出金されます。配当金額は各取引銘柄や市場動向により変動します。
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