FIG株価はどこまで上がる?1,200円台から2,000円を目指せるのか今後を予想
English ภาษาไทย Español Português 한국어 简体中文 繁體中文 Tiếng Việt Bahasa Indonesia Монгол ئۇيغۇر تىلى العربية Русский हिन्दी

FIG株価はどこまで上がる?1,200円台から2,000円を目指せるのか今後を予想

著者: 高橋健司

公開日: 2026-08-18   
更新日: 2026-08-18

FIG株式会社(4392)は、ロボティクス・自動化やIoT、決済などを手掛ける企業です。2026年8月18日の終値は1,197円となり、前日比2.68%安でした。場中には約1,374円まで上昇しており、直近では非常に値動きの大きい展開となっています。


8月13日の900円から8月17日の1,230円まで、わずか3営業日で約36.7%上昇しました。8月14日には16.67%高、8月17日には17.14%高となり、短期間で急騰しています。

FIG株価はどこまで上がる?1,200円台から2,000円を目指せるのか今後を予想

一方、2026年の年初来高値は3,075円(5月27日)であり、現在値はそこから大幅に調整した水準です。したがって、今後の焦点はまず1,400~1,500円台を突破できるか、その後は過去の高値である1,795円や2,000円を再び目指せるかにあります。


8月7日に発表された2026年12月期第2四半期決算では、売上高が前年同期比13.7%増、営業利益が48.5%増と好調でした。業績改善が続けば株価の再上昇を支える材料になりますが、予想PERは約55.8倍と高いため、今後の上昇には業績成長の継続や上方修正が重要になりそうです。


つまり、現時点の「FIG株価はどこまで上がる」というテーマでは、まず1,500円、次に1,795円、そして2,000円が主要な上値目標として意識される展開と言えるでしょう。

FIG株価

2026年8月最新決算を分析

FIGが8月7日に発表した2026年12月期第2四半期決算は、増収増益となりました。上期の売上高は75.16億円(前年同期比+13.7%)、営業利益は5.82億円(同+48.5%)、経常利益は5.77億円(同+50.8%)、親会社株主に帰属する中間純利益は3.65億円(同+10.6%)でした。特に営業利益の伸びが大きく、収益性の改善が確認できます。


事業別では、IoT・ペイメントの売上高が46.55億円、営業利益が8.31億円となったほか、成長分野のロボット・オートメーションは売上高28.61億円、営業利益2.97億円と、それぞれ前年同期比で23.9%、54.1%増加しました。特にロボット関連事業の高成長は、今後のFIG株価を考えるうえで重要な材料です。


一方、通期業績予想は据え置かれ、売上高140億円、営業利益10億円、経常利益10億円、純利益6.8億円を見込んでいます。営業利益ベースでは上期だけで通期計画の約58%に到達しているため、下期の業績次第では上方修正への期待が高まる可能性があります。ただし、純利益は前期比13.2%減の予想となっているため、利益項目による違いには注意が必要です。


FIG株価の上昇材料

① ロボティクス・自動化事業の成長

FIGは中期経営計画で「ロボット・オートメーション」を成長分野に位置付けています。自律型移動ロボット(AMR)などを軸に、2028年には同分野の関連売上高30億円を目標としており、今後の業績拡大がFIG株価の上昇材料になる可能性があります。


② 半導体関連設備需要

グループのREALIZEでは、半導体関連の検査工程を自動化する装置の開発・試験運用が進んでいます。半導体市場の設備投資が拡大すれば、FA・自動化関連の需要増加を通じて、FIGのロボット事業にも追い風となる可能性があります。


③ 決済・キャッシュレス事業の拡大

FIGのIoT・ペイメント事業は収益の柱の一つです。キャッシュレス取扱高は2025年に約400億円まで拡大しており、中期経営計画では700億円を目標としています。公共交通で培った決済システムを自治体やホテルなどへ展開できれば、安定的な収益成長につながる可能性があります。


④ 水サンプリングロボットなど新規案件

8月4日、FIGは自社開発の用水サンプリングロボット「MoMa-SLIM」を中外製薬工業の宇都宮工場へ導入したと発表しました。こうした製造現場向けロボットの導入実績が増えれば、ロボット事業の顧客基盤拡大や新規案件獲得につながる可能性があります。


⑤ 2028年営業利益15億円という中期目標

FIGは2028年12月期に売上高170億円、営業利益15億円、ROE10%、ROIC8%を目指しています。2025年12月期の営業利益実績8.3億円から大幅な利益成長を目指す計画であり、実績が計画に近づけば株価のバリュエーション改善につながる可能性があります。


⑥ 2030年営業利益20億円という長期目標

さらにFIGは長期的に営業利益20億円、ROE11%以上を目標としており、短期的な決算だけでなく、ロボット・ペイメントを中心とした事業ポートフォリオの成長が重要になります。今後、利益成長が継続して確認されれば、FIG株価の中長期的な評価を押し上げる材料となりそうです。


FIG株価は2,000円まで上がる?

① 1,197円から2,000円までは約67%の上昇が必要

2026年8月18日11時30分時点のFIG株は1,197円で、前日比33円安となっています。一方、この日の高値は1.377円まで上昇しており、短期間で値動きが大きくなっています。1,197円から2,000円まで上昇するには約67.2%の上昇が必要です。直近では8月13日の900円から8月17日の1.230円まで上昇しており、短期的な資金流入の強さも確認できます。


② まずは1,795円ではなく、3,075円が年初来高値

前回の説明で「5月高値1,795円」としていましたが、最新データを確認すると、FIGの2026年の年初来・上場来高値は3,075円(5月27日)です。したがって、現在の1,197円から3,075円まで戻るには約157%の上昇が必要になります。2,000円はその途中に位置する重要な節目と考えるべきでしょう。


③ 2,000円到達には「1,400~1,500円」の突破が重要

8月18日は1,377円まで上昇したものの、その後1.197円まで押し戻されています。このため、短期的には1,377円付近を明確に突破できるかが最初のポイントです。そこを突破して1,400~1,500円台を定着できれば、次に心理的節目となる1,800円、さらに2,000円を試す展開が考えられます。


④ ただし、2,000円では現在の利益水準に対して高い評価になる

FIGの2026年通期予想は、売上高140億円、営業利益10億円、経常利益10億円、純利益6.8億円で、今回の第2四半期決算後も据え置かれています。上期営業利益は5.82億円で、通期計画に対する進捗率は約58%です。


仮に通期純利益6.8億円を現在の発行済株式数約3,517万株で単純計算すると、EPSは約19.3円です。この水準を基準にすると、2,000円ではPERが約103倍となるため、現在の利益予想だけでは2,000円をファンダメンタルズだけで正当化するのは難しい水準です。したがって、2,000円を目指すには業績の上方修正や将来利益への期待によるPER上昇が必要になります。


⑤ 中期計画の達成が2,000円台への重要な条件

FIGは2028年12月期に売上高170億円、営業利益15億円、ROE10%を目標としています。また、会社はROE向上と成長期待によってPER20倍、PBR2倍水準の市場評価を中長期的に目指す方針を示しています。


つまり、2,000円を単純な短期目標として見るより、「ロボット・ペイメント事業の成長→利益拡大→ROE改善→市場評価上昇」という流れが実現するかを確認することが重要です。


⑥ 現時点では「2,000円確定」ではなく上値シナリオとして見るべき

8月18日時点では、FIG株は1,200円前後まで急騰した一方、年初来高値3,075円からは大幅に下落しています。したがって、1,377円突破→1,500円→1,800円→2,000円という段階的な上値シナリオが現実的です。ただし、2,000円到達には現在の通期予想を上回る利益成長が必要となる可能性が高く、今後の決算や業績修正が最大の確認ポイントになります。


PERから見たFIG株価の割高・割安

① 現在のPERはかなり高い水準

2026年8月18日時点でFIG株は一時1,377円まで上昇し、出来高も約1,196万株に達しています。市場データではPERは約46倍とされており、一般的な割安株と比べると高い評価です。


② EPS20.34円だけで計算すると、さらに高い評価になる

会社が示す2026年12月期の予想EPSは20.34円です。このEPSを基準にすると、株価1,197円では予想PERは約58.8倍、1,377円では約67.7倍になります。つまり、現在の株価には今後の利益成長への期待がかなり織り込まれていると考えられます。


③ 会社はPER20倍を中期目標としている

FIGは2026~2028年の中期経営計画で、ロボット・ペイメント事業の拡大によって成長期待を高め、PER20倍を市場評価の目標として掲げています。


④ ただし、現在のPERは目標の20倍を大きく上回る

現在の約46~59倍というPERは、会社が目標とする20倍の2倍以上です。そのため、「PERが20倍まで低下するのか、それとも利益成長によってEPSが大きく伸びて現在の株価水準を正当化できるのか」が重要になります。


⑤ 株価上昇にはEPSの成長が重要

8月7日発表の上期決算では営業利益が前年同期比48.5%増となり、通期営業利益計画に対する進捗率も約58%でした。 今後、ロボット・オートメーション事業などの成長によって利益予想が引き上げられれば、EPS上昇を通じて高PERが徐々に正当化される可能性があります。


FIG株価のテクニカル分析

2026年8月18日のFIGは、始値1,200円、高値1,377円、安値1,185円と大きく動き、出来高も約1,220万株に達しています。直近2営業日も大幅上昇しており、短期的には強い買いが入っている一方、8月18日は高値から大きく押し戻されている点に注意が必要です。

テクニカル項目 最新データ・水準 見方
現在値 1,197円前後 1,200円近辺が短期的な攻防ライン
短期支持 1,185~1,200円 8月18日の安値1,185円を維持できるかが重要
上値抵抗 1,300~1,377円 8月18日の高値1,377円が直近の重要な上値
次の上値 1,500円前後 1,377円を突破できれば意識されやすい節目
中期的な上値 1,800~2,000円 過去の価格帯を突破できれば次の目標候補
出来高 約1,220万株 急増しており、短期的な資金流入を確認できる
年初来高値 3,075円 5月27日に記録。現在値との差は大きい
トレンド 短期は上向き ただし急騰後の値幅が大きく、調整リスクも高い
MACD・移動平均線 要継続確認 急騰局面では短期指標が過熱しやすいため、反落時の動きを確認

特に注目したいのは1,185~1,200円のサポートです。ここを維持しながら1,377円を再び突破できれば、1,500円→1,800円→2,000円という上昇シナリオが意識されやすくなります。一方、1.185円を明確に割り込む場合は、急騰後の利益確定売りが強まる可能性があります。


なお、8月13日の900円から8月18日の1,197円まで、わずか4営業日で約33%上昇しているため、現在は「上昇トレンド」と同時に短期的な過熱感にも注意すべき局面です。


FIG株価の今後を3つのシナリオで予想

8月18日時点のFIG株は、1,200円前後を中心に1,185~1,377円と大きく変動しています。直近の急騰に加え、8月7日の上期決算では売上高・利益ともに増加しており、今後は業績と出来高の継続性が重要です。


① 強気シナリオ:1,800円突破→2,000円台

ロボット・オートメーション事業の成長が続き、今後の決算で業績上方修正などが確認されれば、買いが継続する可能性があります。まず1,377円の直近高値を突破し、1,500円台を定着できるかがポイントです。その後、1,800円を明確に上回れば、心理的節目の2.000円が次の目標として意識されやすくなります。


② 中立シナリオ:1,100~1,500円程度で調整

急騰後に利益確定売りが増え、1,377円を突破できない場合は、1,200円前後で値固めする展開が考えられます。上期業績は好調ですが、通期予想は現時点で据え置きです。そのため、次の材料が出るまで1,100~1,500円程度のレンジで調整する可能性があります。


③ 弱気シナリオ:1,000円割れ

急騰の反動で売りが強まり、1,100円台のサポートを割り込む場合は注意が必要です。さらに1,000円を下回れば、8月13日の急騰前の水準へ戻る展開も想定されます。特に出来高を伴って下落した場合は、短期的な過熱感の解消が進む可能性があります。


FIG株価が下落するリスク

① 急騰後の利益確定売り

FIG株は8月13日の900円から8月17日の1,230円まで、短期間で約36.7%上昇しました。8月18日も一時1,377円まで上昇した後に売られており、短期的には利益確定売りが出やすい局面です。急騰前の水準に比べて値幅が大きくなっている点には注意が必要です。


② 高い期待値が先行する可能性

8月7日の中間決算は営業利益が前年同期比48.5%増と好調でしたが、株価にはAI半導体やロボット事業への成長期待も織り込まれています。期待が先行し、実際の業績成長が市場予想に届かなければ、材料出尽くしによる調整につながる可能性があります。


③ 通期利益予想が据え置き

上期は営業利益5.82億円と好調で、通期計画10億円に対する進捗率は約58%です。一方、8月の中間決算発表では通期予想は変更されていません。好決算にもかかわらず上方修正が行われなかった点は、株価の上値を抑える要因になり得ます。


④ ロボット事業の成長が期待どおり進まないリスク

ロボット・オートメーション事業は上期売上高が前年同期比23.9%増、営業利益が54.1%増と好調です。ただし、現在の株価には今後の成長期待も含まれているため、受注拡大や量産化が遅れれば、期待先行で株価が調整する可能性があります。


⑤ 半導体設備投資サイクルの影響

FIGではAI半導体の検査工程向け自動化装置の試験運用が進み、国内メーカーからの受注も確認されています。一方、半導体関連の設備投資は景気や顧客の投資計画に左右されやすいため、設備投資が鈍化すればロボット・自動化事業の成長ペースにも影響する可能性があります。


⑥ 株価と企業価値の乖離

FIGは2028年に売上高170億円、営業利益15億円、ROE10%を目標としています。中長期的な成長余地はありますが、現在の株価上昇が業績の伸びを上回る場合、バリュエーション調整による下落リスクが高まります。したがって、今後は株価だけでなくEPSや営業利益の実際の成長を確認することが重要です。


よくある質問(FAQ)

Q1. FIG株価はどこまで上がる可能性がありますか?

2026年8月18日は一時1,377円まで上昇しており、短期的にはまず1,400~1,500円が意識されます。その後、上昇基調と業績成長が続けば、1,800円~2,000円が次の上値候補になります。もっとも、2,000円到達を保証するものではありません。


Q2. FIG株が上昇している主な理由は何ですか?

8月7日に発表された2026年12月期中間決算で、売上高は75.16億円(前年同期比13.7%増)、営業利益は5.82億円(同48.5%増)と好調でした。特にロボット・オートメーション事業の成長が注目されています。


Q3. 2.000円まで上昇するには何が必要ですか?

株価だけでなく、営業利益の上方修正やEPSの増加が重要です。現在の通期営業利益計画は10億円で、中間期時点の進捗率は58.2%。下期も高い成長を維持できれば、株価の追加上昇を支える材料になります。


Q4. FIG株の下落リスクはありますか?

あります。8月13~17日に株価が900円から1,230円へ36.7%上昇するなど、短期間で急騰しています。そのため、利益確定売りや材料出尽くしによる調整には注意が必要です。


Q5. FIG株で今後注目すべき事業は?

A. 特にロボット・オートメーション事業が注目されます。AGVやAMRなどの自動化ソリューションに加え、フィジカルAI関連の展開も進めています。今後、受注や導入実績が増えるかが重要です。


Q6. FIG株は今から買ってもよいですか?

A. 一概には判断できません。現在は急騰後で値動きが大きいため、1,300~1,400円台を維持できるか、次の決算で利益成長が続くかを確認する方法があります。短期的な値上がりだけでなく、業績と株価のバランスを確認することが重要です。


まとめ:FIG株価はどこまで上がるのか

FIG株価は、2026年8月18日時点で短期的な値動きが非常に強い銘柄です。今後の上昇余地を考えるうえでは、以下のポイントが重要です。

  • 最新決算は好材料:上期営業利益は5.82億円、前年同期比48.5%増。通期計画10億円に対する進捗率も58.2%と順調です。

  • 成長分野が明確:ロボット・オートメーションやIoT・ペイメントが今後の成長を支える重要分野です。特にロボット関連事業の利益成長が注目されます。

  • まずは直近高値の突破が焦点:8月18日は急騰後に売られる展開となっており、今後は直近の高値を突破して上昇基調を維持できるかが重要です。

  • 2,000円は中期的な注目水準:2,000円を目指すには、単なるテーマ性だけでなく、ロボット事業などの成長による利益拡大が必要です。

  • 業績が株価上昇のカギ:2026年通期予想は売上高140億円、営業利益10億円で据え置かれています。今後の上方修正が実現すれば、株価をさらに押し上げる材料になります。


したがって、FIG株価は短期的には急騰後の調整に注意しつつ、業績成長が続けば中期的に2.000円を試す展開も考えられます。今後は決算やIR、新規受注などを市場分析ツールで継続的に確認し、株価・出来高・テクニカル指標と業績を合わせて判断すると、上昇余地と下落リスクをより客観的に分析できます。

免責事項: 本資料は一般的な情報提供のみを目的としており、いかなる金融、投資、その他の助言を構成するものではなく(また、そのようにみなされるべきではありません)、また、お客様が依拠する際の根拠となるものではありません。本資料に表明されている意見は、EBCまたは著者が、特定の投資、証券、取引、または投資戦略が特定の個人に適していることを推奨するものではありません。