公開日: 2026-09-16
更新日: 2026-09-16
日本オラクルの決算では、次回の発表日と前期実績をまず確認しておきたいところです。日本オラクルは2026年9月24日に2027年5月期第1四半期決算を発表する予定です。
前期の2026年5月期は、売上高2,850.73億円(前年比8.2%増)、営業利益897.95億円(同3.4%増)、経常利益913.73億円(同4.5%増)となりました。1株当たり利益は495.97円でした。
9月24日の決算では、売上高や営業利益の伸びに加え、クラウド事業の成長、利益率、今後の業績見通しが主な確認ポイントになります。また、親会社の米オラクルではAI・クラウド需要が強く、最新四半期の売上高は前年同期比30%増となっているため、日本オラクルへの影響も注目されます。

日本オラクルの2026年5月期決算は、売上高2,850.73億円(前年比8.2%増)、営業利益897.95億円(同3.4%増)、経常利益913.73億円(同4.5%増)、当期純利益635.37億円(同4.6%増)となり、主要な利益項目を含めて過去最高を更新しました。
特に注目されたのがクラウド事業の成長です。クラウド売上高は831.84億円と前年比34.3%増加し、クラウド・アンド・ソフトウェア全体も9.6%増の2,444.81億円となりました。クラウド事業の伸びが、全体の売上成長を支える重要な要因となっています。
一方、売上高の伸び率8.2%に対して営業利益の伸び率は3.4%にとどまっており、利益の伸びがやや鈍化している点には注意が必要です。2027年5月期第1四半期では、クラウドの成長が続くか、利益率を維持できるかが確認ポイントになりそうです。
日本オラクルは2027年5月期について、売上高を前期比6.0~10.0%増、1株当たり利益(EPS)を525~540円と予想しています。前期EPSは495.97円だったため、会社予想レンジでは増益を見込む形です。一方、6月時点のアナリスト平均EPS予想は約545.45円で、会社予想の上限を上回っていました。
成長の中心となるのがクラウド事業です。2026年5月期のクラウド売上高は831.84億円と、前年同期比34.3%増加しました。クラウド・ソフトウェア全体も9.6%増となっており、今期もクラウド需要の拡大が業績を左右する重要なポイントです。
さらに、親会社の米オラクルでは2026年9月10日に発表した2027年度第1四半期決算で、売上高が前年同期比30%増の193億ドル、クラウドインフラ売上高が62%増の116億ドルとなりました。AI向けクラウド需要を背景に、契約済み受注残(RPO)も6,640億ドルまで拡大しています。
そのため、日本オラクルの決算では、単純な売上高・利益だけでなく、クラウド事業の成長率やAI関連需要、さらに会社側が通期予想を維持するかどうかを確認することが重要です。次回の2027年5月期第1四半期決算では、これらの指標が今後の業績を確認する材料になります。
2026年9月10日に発表された米オラクルの2027年度第1四半期決算では、売上高が193億ドルと前年同期比30%増、クラウド売上高は62%増の116億ドルとなりました。特にクラウドインフラ(IaaS)は121%増の74億ドルと大幅に伸びており、AI向けクラウド需要の強さが表れています。
また、AI関連の大型契約も拡大しており、同四半期には300億ドル超のAIクラウド契約を新たに獲得。契約残高を示すRPOは6,640億ドルまで増加しました。こうしたクラウド・AI事業の成長は、オラクルグループの日本事業にも影響する可能性があり、9月24日に予定される日本オラクルの第1四半期決算では、クラウド関連サービスの伸びが注目されます。
一方、AIインフラの拡大には巨額の投資も必要です。米オラクルの第1四半期の設備投資額は285億ドル、フリーキャッシュフローは54億ドルのマイナスとなりました。また、再編費用の計画も約28億ドルへ引き上げられています。
2026年5月期のクラウド売上高は831.84億円、前年比34.3%増と、全社売上高の8.2%増を大きく上回りました。9月24日の2027年5月期第1四半期決算では、この高い成長率を維持できるかが重要な確認ポイントです。特にAIやクラウド需要の拡大が、日本オラクルのクラウド事業にどの程度反映されるかが注目されます。
2026年5月期は営業利益が897.95億円、前年比3.4%増となりました。売上高の8.2%増に対して利益の伸びがやや低かったため、今後はクラウド事業の拡大が利益率の改善につながるかを確認する必要があります。AI・クラウド関連の成長投資によるコスト負担にも注意したいところです。
2027年5月期について、日本オラクルは売上高を前期比6~10%増、EPSを525~540円と予想しています。市場ではEPSのアナリスト平均予想が約545円と、会社予想の上限を上回っているとの報道もあります。9月24日の第1四半期決算では、会社側がこの通期予想を維持するのか、業績の進捗を踏まえて変更するのかが確認ポイントになります。
日本オラクルの株価は、決算発表を控えて値動きが大きくなっています。2026年9月16日14時52分時点では9,143円、前日比94円(1.02%)安となっています。9月9日から15日にかけては8,850円から9,237円へ上昇しており、直近では戻りを試す動きもみられました。
一方、9月14日には9,140円まで4.1%上昇し、出来高は32万2,800株となっており、短期間で売買が活発化したことが確認できます。
今後は、9月24日に予定される2027年5月期第1四半期決算が株価の重要な材料になります。売上高や利益だけでなく、クラウド事業の成長率、通期業績予想の維持・変更などが市場の注目点となります。また、米オラクルのAI・クラウド関連事業の動向や、国内IT・AI関連株全体の相場環境も日本オラクルの株価に影響する可能性があります。

次回の決算発表は2026年9月24日に予定されています。2027年5月期第1四半期の業績が発表される予定です。
2026年5月期の売上高は2,850.73億円で、前期比8.2%増となりました。営業利益は897.95億円でした。
クラウド事業の成長率、営業利益率、通期業績予想の維持・変更などが主な確認ポイントです。特にクラウド関連売上の伸びが注目されます。
米オラクルは日本オラクルの親会社であり、グループ全体のクラウドやAI関連事業の動向は、日本オラクルの業績を考える際の参考材料になります。ただし、両社では事業構成や決算期間が異なる点に注意が必要です。
決算数値だけでなく、会社が示す今後の業績見通しやクラウド事業の進捗、決算発表後の株価・出来高なども確認すると、業績と市場の反応を把握しやすくなります。
日本オラクルの決算では、2026年5月期に過去最高の売上高・利益を更新しました。9月24日の2027年5月期第1四半期決算では、クラウド事業の成長や利益率、通期予想の変更などが注目されます。決算前後の株価動向を確認する際は、市場分析ツールも活用し、最新の市場データと合わせて状況を確認するとよいでしょう。