フィボナッチ計算機とは?使い方・計算方法とFX取引での活用法を解説
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フィボナッチ計算機とは?使い方・計算方法とFX取引での活用法を解説

著者: 高橋健司

公開日: 2026-09-13

フィボナッチ計算機は、フィボナッチ・リトレースメントの価格水準を簡単に計算できるツールです。高値と安値を入力することで、23.6%、38.2%、50%、61.8%などの水準を確認できます。


これらの水準は、FXやCFDのチャート分析で、トレンド中の押し目や戻りの目安を探す際に活用されています。手計算する手間を省けるため、初心者でもフィボナッチ分析を始めやすい点がメリットです。


本記事では、フィボナッチ計算機の基本的な使い方や計算方法、FX取引での活用法を解説します。あわせて、EBCが提供するフィボナッチ計算機やMT5での分析方法についても紹介します。

フィボナッチ計算機とは?使い方・計算方法とFX取引での活用法を解説

フィボナッチ計算機とは?

1.フィボナッチ・リトレースメントを簡単に計算できるツール

フィボナッチ計算機は、チャート上の高値と安値を入力するだけで、主要なフィボナッチ水準を自動計算できるツールです。23.6%、38.2%、50%、61.8%、100%などの水準をすぐに確認できるため、手計算する手間を省けます。


特にEBCのフィボナッチ計算機を利用すれば、価格水準を簡単に算出でき、FXやCFDのチャート分析に活用できます。


2.フィボナッチ・リトレースメントとは?

フィボナッチ・リトレースメントは、トレンドが発生した後にどこまで価格が押し戻される可能性があるかを分析するテクニカル分析手法です。


38.2%、50%、61.8%などの水準は、押し目買いや戻り売りを検討する際のサポート・レジスタンス候補として利用されます。ただし、価格が必ず反転するわけではないため、他のテクニカル指標と組み合わせて判断することが重要です。


フィボナッチ計算機で使われる主要な比率

フィボナッチ計算機では、以下の比率を使って押し目や戻りの目安となる価格水準を算出します。

フィボナッチ比率 一般的な見方 主な用途
23.60% 浅い押し・戻り 強いトレンドの調整確認
38.20% 比較的浅い調整 押し目・戻り売りの候補
50.00% 中程度の調整 価格の反発・反落を確認
61.80% 重要視されやすい水準 押し目・戻りの主要候補
78.60% 深い押し・戻り トレンド継続の判断材料
100% 元の高値・安値 全戻しの確認

フィボナッチ計算機の計算方法

① 上昇トレンドの場合

上昇トレンドでは、安値から高値までの値幅を基準にして、各フィボナッチ比率から押し目の価格水準を計算します。


例えば、安値が100円、高値が120円の場合、値幅は20円です。この値幅に38.2%、50%、61.8%などを当てはめることで、押し目買いを検討する際の目安を算出できます。


② 下降トレンドの場合

下降トレンドでは、高値から安値までの値幅を基準にして、各フィボナッチ水準を計算します。


例えば、高値が120円、安値が100円なら、値幅は20円です。この値幅を使って38.2%、50%、61.8%などの戻り水準を確認し、戻り売りを検討する際の参考にできます。計算する際は、上昇トレンドと下降トレンドで高値・安値の方向を間違えないことが重要です。


EBCのフィボナッチ計算機の使い方

EBCのフィボナッチ計算機

STEP1:高値と安値を入力する

まず、分析したい同一スイング内の高値と安値を確認し、フィボナッチ計算機に入力します。EBCの計算機では、高値が安値より大きく、取引銘柄と同じ価格単位を入力する必要があります。


STEP2:フィボナッチ水準を計算する

高値と安値を入力して「計算」を実行すると、23.6%、38.2%、50.0%、61.8%などの主要なリトレースメント水準が表示されます。EBCでは順方向(安値→高値)と逆方向(高値→安値)の両方を確認できるため、上昇・下降トレンドの分析に利用できます。


STEP3:チャート上の価格と比較する

計算された水準を実際のチャートと照らし合わせ、現在価格がどの位置にあるかを確認します。38.2%、50%、61.8%などは、押し目や戻りの際のサポート・レジスタンス候補として活用できます。ただし、フィボナッチの水準だけで反転を判断するのではなく、トレンドやRSI、移動平均線などと組み合わせて確認することが重要です。


フィボナッチ計算機をFX・CFD取引で活用する方法

① 押し目買いの候補を探す

上昇トレンドでは、価格が一時的に下落した際に、フィボナッチの38.2%・50%・61.8%などの水準を確認します。これらが過去のサポートラインや移動平均線と重なる場合、押し目買いを検討する際の参考になります。EBCも、フィボナッチ・リトレースメントを押し目水準の確認に活用できると説明しています。


② 戻り売りの候補を探す

下降トレンドでは、価格が一時的に反発した際にフィボナッチ水準を確認します。特に38.2%、50%、61.8%付近で上昇が止まり、レジスタンスや移動平均線などでも反落が確認できれば、戻り売りの候補として検討できます。


③ 損切り・利益確定の計画に活用する

フィボナッチ計算機はエントリーだけでなく、損切りや利益確定の位置を考える際の補助材料にもなります。例えば、直近高値・安値やサポート・レジスタンスを基準に損切り位置を設定し、トレンドが継続した場合はフィボナッチ・エクステンションを利益目標の参考にする方法があります。


ただし、フィボナッチ水準は価格の反転を保証するものではありません。ローソク足、RSI、移動平均線など複数の分析材料と組み合わせて判断することが重要です。


MT5でフィボナッチ・リトレースメントを表示する方法

① MT5でフィボナッチを表示する

MT5では、「フィボナッチ・リトレースメント」をクリックできます。選択後、チャート上の2つの重要な価格ポイントを指定してラインを描画します。公式ヘルプでは、0%、23.6%、38.2%、50%、61.8%、100%などのフィボナッチ水準を表示できると説明されています。

「フィボナッチ・リトレースメント」をクリック

② 高値・安値を指定して水準を確認する

上昇トレンドでは基本的に安値から高値へ、下降トレンドでは高値から安値へフィボナッチを引きます。表示された38.2%、50%、61.8%などのラインを確認し、価格がどの水準まで調整しているかを分析します。これらの水準は、サポートやレジスタンスの候補として利用できます。


③ フィボナッチ計算機とMT5を併用する

「フィボナッチ計算機で価格水準を確認→MT5のチャートで実際の値動きを分析」という使い方も便利です。計算機で主要水準を素早く把握したうえで、MT5上でローソク足やトレンド、サポート・レジスタンスなどを確認することで、より具体的な相場分析につなげられます。


よくある質問(FAQ)

Q1.フィボナッチ計算機は無料で使える?

無料で利用できるフィボナッチ計算機もあります。EBCでは、主要なフィボナッチ水準を簡単に計算できる無料ツールを提供しています。


Q2.フィボナッチ計算機で何を入力する?

基本的には、分析したい相場の高値と安値を入力します。入力した価格をもとに、38.2%、50%、61.8%などの水準が計算されます。


Q3.最も重要なフィボナッチ比率は?

一般的に38.2%、50%、61.8%が注目されやすい水準です。特に61.8%は「黄金比」として広く知られています。


Q4.フィボナッチ計算機はFX以外にも使える?

はい。株式、株価指数、金などのCFDを含め、価格変動があるさまざまな金融商品の分析に利用できます。


Q5.MT5でもフィボナッチを計算できる?

はい。MT5にはフィボナッチ・リトレースメントなどの分析ツールが搭載されています。チャート上で高値と安値を指定して、各水準を確認できます。


Q6.フィボナッチだけで売買判断してもいい?

フィボナッチだけで判断するのは避けたほうがよいでしょう。移動平均線、RSI、MACD、トレンドラインなどと組み合わせることで、より多角的に相場を分析できます。


まとめ

フィボナッチ計算機を使えば、高値・安値から38.2%、50%、61.8%などの価格水準を簡単に算出できます。計算した水準をMT5のチャートと照らし合わせ、ローソク足や移動平均線、RSI、MACDなどと組み合わせることで、押し目や戻りの分析に活用できます。


また、フィボナッチ・リトレースメントだけでなく、フィボナッチ・エクステンションを利用すれば、トレンド再開後の利益確定目標を考える際の参考水準も確認できます。


まずはフィボナッチ計算機で価格水準を確認し、その後MT5でチャートを分析する流れを取り入れてみるとよいでしょう。EBCの取引環境とMT5を活用することで、フィボナッチを含むさまざまなテクニカル分析を実践できます。

免責事項: 本資料は一般的な情報提供のみを目的としており、いかなる金融、投資、その他の助言を構成するものではなく(また、そのようにみなされるべきではありません)、また、お客様が依拠する際の根拠となるものではありません。本資料に表明されている意見は、EBCまたは著者が、特定の投資、証券、取引、または投資戦略が特定の個人に適していることを推奨するものではありません。